
初対面の人とは話せるけど、2回目以降だとうまく会話ができないんだよね…。これも人見知りになるのかな?

もしかしたらそれは二度見知りってやつかも!意外とお悩みの方も多い事案です!
突然ですが二度見知りという言葉をご存知でしょうか。
初対面の時は上手く話せても2回目以降になると全く話せない人のことを言うそうです。
かくいう私もこの二度見知りってやつです。
初対面の人や店員さんとはうまく話せるのに(”うまく”は自分で思っているだけかも…)、なぜか2回目以降に会う人とはうまく話せない、緊張して言葉が出てこない。
こんなことありませんか!?
今回はそんな二度見知りについてお伝えします。
二度見知りの特徴
- 2回目の接触機会があることを想像してうまく話せない
- 初対面の時はうまく話せても、2回目に会うのが苦痛に感じる
- いい人、面白い人をついつい演じてしまう
- 初対面の時にある程度距離を詰めようと頑張るので、2回目以降で話すことがない
初対面の時は、がっかりされたくない、相手に面白い人と思われたい、という思いでついつい頑張ってしまいます。
普通の人見知りと比較すると、初対面の時にはなせるかどうか、ここが大きな違いになります。
普通の人見知りと比べると、相手に気を遣いすぎる方に多い傾向があるように思います。
また、場を盛り上げないといけないと思い込んでいる方、自己肯定感が低くてつまらない人だと思われたくない人も多いのではないでしょうか。
初対面の時にある程度話せるからこそ、2回目以降のプレッシャーが高くなります。
本当の自分をさらけ出していないため、落胆されるのが怖いのです。
もう二度と会わないと分かっている人であれば、何も考えずに会話できます。なぜなら、もう二度と会わないので嫌われようが失敗しようが、どうでもいいからです。
私の経験の中でこれが顕著に出たのは、学生時代のクラス替え。4.5.6月くらいは地獄のような日々が続きます。同じクラスで最低1年間過ごすことになるので、最初が肝心です。失敗はできません…。
とかいろいろ考えていると、学校に行くのがめんどうになってしまいます。
一定のラインを超えて仲良くなってしまえばこっちのものなのですが…。そうそう上手くいかないです。
克服法
初対面で頑張りすぎない
初対面の時に頑張りすぎるから2回目以降が辛くなります。
初対面の時に、いつも通りの自分を出すのは難しいと思いますし、その必要もありません。
最初は当たり障りのない会話でいいのです。ってかむしろそっちの方がいいと思います。いきなりプライベートな話題に踏み込んでこられたら、誰だって警戒します。何だこの人、、って思うこと間違いないでしょう。
初対面の人との会話を楽しむ気持ちでいきましょう。今までは相手のことばかり考えて、「嫌われたくない、楽しんでもらわければ」と考えていたかもしれません。
次からは、自分が楽しむ気持ちでいきましょう。いきなりは難しいとは思うので少しずつでOK。
声のトーンを少し落としてみる。話題を振る回数を少し減らしてみる。
こんなところから始めてみて、いろんな人と会話するのを楽しめるようになったらこっちのもんです!
緊張するのは全然大丈夫です。普段あまり話さない人と一緒にいるとなんか落ち着かないのは相手も同じです。
たまに全く緊張しないメンタルお化けがいますが、そんな人は向こうからいろいろと話しかけてくることが多いので、相手に任せておけばそれなりの空気になります。
自分が無理に頑張らなくても、気が合いそうな人、なんか落ち着く人がいたらもう少し近づいてみるのもいいかもしれません。
自分をさらけ出すことを怖がらない
なぜ2回目以降急に話せなくなるのか、それは本当の自分を表に出すのが怖いからです。
なぜ怖いのか、それは本当の自分をさらけ出して相手から嫌われるのが怖いからです。
でも、本当の自分を出して相手に嫌われるのが怖いって思っている人なら嫌われないと思います。それだけ、自分のことを客観的に見れて、周囲の状況にも目を向けられる人はそうそう嫌われません。
むしろ、少しくらい自分をさらけ出した方が、相手もとっつきやすくていいと思います。
何考えているか分からないと彼女に振られた私が言うんだから間違いありません(笑)。
確かにそれで嫌われることもゼロとは言いませんが、偽りの自分に寄ってきた人たちを見ても、「この人たちは本当の自分を知らない…、偽りの自分を好きになっているだけだ…」と疑心暗鬼になってしまいます。
自分の本当の部分を出すと、自分の本当の部分を好きになってくれる人が周囲に集まります。逆に言えば、偽りの自分を出していると、偽りの自分に合う人しか寄ってきません。
周囲の人からは表に出ている部分しか見えないからですね。
なので、結果的に生きやすくなるのは、本当の自分を出した場合はないでしょうか。
とりあえず今の自分でOKなことを認識する
「二度見知りする自分なんて…」「他の人はこんなこと気にせず普通に話しているのに…」「こんな無理して頑張って何やっているんだろう」
一番よくないのはこの自己否定。この渦に巻き込まれたら終わりが見えません。
上記の方法が実践できなくても、時間がかかっても仕方がありません。今までの人生をかけて出来上がった思考がそんな簡単に変わるはずがありません。
むしろこの記事を読んで、少しでも生きやすくなりたいなって思えたら今日のところは十分でしょう!
2回目以降に踏み出せないなら仕方がありません。苦手な状況に対して無理をするのも良くありません。嫌いな人合わない人は誰だっています。嫌われたくないのも誰だってそうです。
「初対面の人とは話せるんだけどな~、二回目になると急にはなせなくなるんだよな」「でも仕方ないよな!そう感じてしまうのだから!」
まずは自分を認めるところから。自己否定の渦に入らないようにする。でないと次の一歩が踏み出せません。少しずつ練習していきましょう。
まとめ
二度見知りの特徴と克服法をお伝えしました。
少数派かもしれませんし、周囲に理解されないことも多いと思います。それでも、なんとかコミュニケーションを楽しめるように、少しずつ実践していきましょう!
今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです!
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