
今の家の騒音がひどいから、静かな部屋に引越したい!物件探しの絶対条件は静かな住環境がいい!

私も一人暮らしを始めるときの条件は、「静かな住環境」でした!物件探しのポイントや住んでみての実体験をお伝えします!
HSPの私は音に敏感です。ちょっとした音でも驚いてしまい、落ち着かないことがあります。そのため、私が一人暮らしを始めた時の物件探しの大条件は、「静かな住環境」でした。
実際に、私が物件を探すにあたって考慮したポイントや、外せない条件をお伝えします。また、実際に住んでみて感じた後悔ポイントも考慮しているので、参考にしてみてください。
なぜ静かな住環境が外せないのか
家に帰っても休まらないから
騒音は容易に人の精神を壊すと思っています。世間でも騒音問題が話題になるくらいです。騒音問題で殺人事件も過去に起きています。
昼間ならまだしも、夜寝るときまで騒がしいとどうしようもありません。一度気になったらなかなか頭から離れてくれないので、寝つきも悪くなります。
また、世間一般的に人気のない条件の影響力の比ではないと思っています。
例えば、ユニットバス。たしかにユニットバスも不便かもしれないですが、その不便さを感じるのはお風呂やトイレに入るときだけですよね。
周辺がうるさいというのは、家にいる限りずっと続くものです。家に帰っても全く休むことができず、ひどいところまでいくと、家に帰りたくないという感情が出てきます。
自分で対処するのが難しいから
大抵のことなら自分の努力で対処できます。
- 部屋が狭い→物を減らす、インテリアを工夫する
- 駅から遠い→自転車を使用する、バスを検討する
しかし、騒音というのは自分で対処しようがありません。上の階がうるさいとどうしようもないです。上階が理解のある人で気を付けてもらうしかありません。
幹線道路を通行止めにすることなんてできないですし、電車の運行を妨げることもできません。
そうならないためにも、部屋探しには慎重になってほしいと思います。
譲れない条件2つ
ここからは、物件選びの際の具体的な条件について見ていきます。まずは、絶対譲れない条件からです。
鉄筋コンクリート造(RC:Reinforced Concrete)
鉄筋コンクリート造の物件を選ぶようにしましょう。防音性が全然違います。木造や鉄骨よりも気密性が高く、外部から音が入ってくるのを防いでくれます。
ここで注意したいのが、鉄筋コンクリート造とはいえ、界壁(隣の部屋との境の壁)までコンクリートとは限らないということです。
賃貸用のマンションなら、なおさらコストカットのために界壁が鉄筋コンクリートではなく、石膏ボードのみの可能性も高いでしょう。
界壁が石膏ボードだと、結局木造や鉄骨造と大して変わりません。隣人の話し声やテレビの音が聞こえてきます。
私も、鉄筋コンクリート造なのに、隣人の話し声が丸聞こえの物件を内見したことがあります。内見のときに、隣の部屋との境の部分の壁を手で叩いてみましょう。「コンコン」という乾いた音が聞こえてきたら注意です。コンクリートの場合は、ぺちぺちとした重たい音になります。
なんちゃって鉄筋コンクリート造に注意してください。
幹線道路沿い、線路沿いではない
幹線道路や線路沿いは避けた方がいいと思います。
私の家は違うのですが、友人の家が片道3車線の大きな通りに面していました。二重サッシにはなっていたのですが、夜中に大型トラックや、エンジン音こそ正義だと思っているバイク・車が通るとけっこう聞こえてきます。場合によっては振動が伝わってくることもありました。
友人はもう慣れたと言っていましたが、音に敏感な方や、静かな環境を重視する方はそんな簡単には慣れないでしょう。
とはいえ、幹線道路や線路に面しているからと言って、いきなり候補から外してしまうのはおすすめしません。マンション自体は幹線道路や線路に面していても、部屋が逆側ならそこまで騒がしくない可能性もあります。内見の時によく聞いてみましょう。
できれば外せない条件2つ
ほんとうは、以下のものも譲れない条件に入れたかったのですが、物件が見つからなくない可能性が高くなります。上記の譲れない条件ほどではないにせよ、「ここも考慮したい!」という点を挙げてみました。
最上階角部屋
条件の数では二つのような気もしますが見逃してください(笑)。
これは言わずもがなですね。接する部屋が少なければ、騒音問題に悩まされる可能性も少なくなり、静かな住環境を享受できるでしょう。
最上階もしくは角部屋のどちらかだけでも満たせるといいでしょう。
個人的には、最上階を優先させることをおすすめします。界壁が鉄筋コンクリートならば隣の物音はそこまで聞こえてこないからです。
音には、固体音と空気音の二種類に分かれます。
- 固体音:足音やドアの開閉音など、床や壁の振動によって伝わる音
- 空気音:話し声やテレビの音など、空気の振動によって伝わる音
コンクリートであれば、空気音はそこまで聞こえることはないのですが、固体音に関しては悩まされる可能性が高いです。特に上階からの足音。これを無くすためにも、最上階に住むことを検討しましょう。
築10年以内
年数が経て経つほどコンクリートも劣化します。それに、新しい資材が使われることも多いので、より防音性能が高いでしょう。
しかし、個人的に影響が大きいと思うのは水回り設備の劣化です。具体的には配管系統。
私が今住んでいる部屋は、すぐ横を排水管が通っているのか、水を流す音が聞こえてきます。管理会社に聞いたところによると、排水管にも防音処理を施すことが多いが、それも劣化してくるとのこと。古い物件で劣化してしまうと、近隣住戸でシャワーやトイレを使用するたびに、排水音が聞こえてくることになります。
ちなみに私が今住んでいる部屋は、築30年いかないくらいです。(家賃と相談すると、そこくらいしかなかった…。鉄筋コンクリート造なら大丈夫だろうと完全に思っていました…。)
これを避けるためにも、新築とまではいかなくても、比較的新しめの物件を探してみましょう。
まとめ
私は、騒音問題に悩まされたくなかったので、誰よりも静かな住環境を求めて物件を探しました。
ですが、実際に住んでみると、上の階の足音が響いてきたり(最上階でいい物件がなかった…)、排水音が聞こえてきたり(築30年いかないくらい)と、失敗したと思うところがあります。
鉄筋コンクリート造や最上階といった条件は、家賃が高くなります。しかし、家に帰って休まらないことに比べたら、全然ましだと思います!!
音に敏感で静かな住環境を求める方は、上記のポイントを意識して物件を探してみてください。
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです!
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