「歯並びが気になる」「思いっきり笑いたい」そう思い歯列矯正を検討している方も多いのでは。
今日は実際に歯列矯正をしていた私が、そのメリットデメリットをお伝えします。
結論からいくと、デメリットはあるが迷うくらいならやった方がいいです。
私が行った歯列矯正は、ワイヤーを使用した全体矯正です。部分矯正やマウスピースを使用した矯正の話ではないので、注意してください。歯科医院によって治療方針や費用は大きく異なることがあります。あくまで私の一例であることをご承知おきください。
またこの記事は、矯正治療経験者ではありますが素人が書いたものになります。矯正治療検討中のかたは必ず専門の歯科医師とよく相談してください。
矯正歯科の選び方は以下の記事をご覧ください。
歯列矯正のメリット
コンプレックスの解消
一番はこれです。私自身も矯正前は、鏡で自分の歯を見ては「なんかガタガタしているなあ…」「ここの前歯もう少し引っ込まないかな…」と思っては落ち込んでいました。
意味もなく前歯を指で押しまくって、セルフ歯列矯正したりすることも(笑)。当然そんなことで変わるはずもなく…。
人前で思いっきり笑うこともできなくなり、精神的につらい日々が続きます。
自分の歯並びが気になると、他人の歯並びも気になります。わざわざ口に出したりはしませんが、他人の歯並びの良し悪しは思うところがあります。
誰しも、歯並びがきれいだと思われたいですよね!
歯は一生ものです。歯並びがきれいになると、生活の質の向上が著しく、鏡の前で悩む時間が無くなります。
口内環境の改善
歯並びがきれいになるので歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが減ります。
さらに歯列矯正では、歯並びだけでなく噛み合わせも考慮して行われます。様々なものが食べやすくなり、麺類を前歯で噛み切ることができるのには驚きでした。
また、噛み合わせが均等になるのですべての歯に対して平等に力が加わります。その結果、歯が長持ちし将来的に歯を失うリスクが低くなります。
良質な歯磨きの習慣化
歯列矯正をしていると、歯科医師から歯磨きの仕方について口うるさく言われます。(歯医者さんごめんなさい笑)
矯正治療中に虫歯になると、治療計画が崩れるからだそうです。
そのかいあってか、丁寧な歯磨きが完全に習慣化して、器具が何もついていない今でも続けています。
手鏡で裏側まで磨いて、フロスで歯間のケアまでして…、ここまで通りやらないと磨いている気がしなくなりました。
虫歯予防の一番は毎日の歯磨きです。思わぬメリットでしたが、習慣化できてよかったと思っています。
歯列矯正のデメリット
高額
矯正治療は自費なので高額です。治療方法によっても異なりますが、私は最初に約90万円ほどかかりました。その他に毎月の診察代(約5000円)、検査料が上乗せされます。
この金額が一番大きなデメリットです。
分割で支払い可能なのか、より安い治療方法はあるのか、歯医者さんと相談してみることをおすすめします。
時間がかかる
矯正治療は時間がかかります。私個人の場合ですが、主に動的期間(歯を動かす期間)は3年ちょっと。動的期間が終わった後は保定期間(後戻りしないように固定する期間。歯を大きく動かすわけではない)になります。この保定期間が3年弱で、この間は透明なマウスピースを付けます。
合計すると、約6年ほどかかります。
動的期間の間は、月に1回歯医者に通います。器具が壊れたり、なにか問題がある場合は急患でよく行ってました。保定期間の間は3~4か月に1回歯医者に行きます。
けっこうな長期戦になります。一度始めたら、途中で治療を辞めるのは難しいと先生に言われました。最初に90万ほど払っているので途中で辞めるのも気が引けます。
さらに、矯正治療に終わりはないそうです。
歯を動かし終わって完璧な状態にしたとしても、器具を外したその瞬間から元に戻ろうとする力が働くそうです。
後戻りしづらくはなるけど、後戻りしないことはない。
そのため睡眠中のみですが、今でもマウスピースを着用しています。
痛い
最近はあまり痛くない治療方針もあるようですが、、私が治療していたときは、まあ痛かったです。
月に1回の歯医者の後は、翌日までまともにご飯が食べられないし、食べる気も起きませんでした。歯医者に行く前に死ぬほど食べて、お腹を持たせてました。
歯を無理矢理動かしているので痛いのはわかるのですが、それでも何回自分で外してやろうと思ったことか(笑)。
器具が壊れる可能性があるので、硬いものや歯にくっつくもの(ガムやお餅等)は控えるように言われたりもします。痛さ以外の面でも苦労しました。
治療中の見た目が気になる
ワイヤーを使用した矯正治療だと、どうしても目立ってしまいます。見たことがある人も多いのでは。
こればっかりはどうしようもないです。歯並びをきれいにするまでの我慢の期間だと思って頑張りましょう。この治療が終われば美しい自分が待っているのですから。
それに意外と矯正器具がついている自分にも慣れるものです。
裏側にワイヤーを装着する治療方法や、マウスピースを使用した方法もあるそうなので、どうしても見た目が気になる方はそういったものを検討するのもいいかもしれません。
まとめ
矯正治療をしていた私の友人含め、みな口を揃えて、「確かにお金もかかるし、定期的に歯医者に行かないといけないし、痛いけど、きれいな歯並びで思いっきり笑えるのはいい!」と言います。
私個人も、やってよかったと思っています。
ぜひこの記事を参考に矯正治療を検討してもらえればと思います!
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