毎日の生活の中で常に付きまとわれている食費問題。
昔テレビで1か月1万円生活なんてものもやっていましたね。

食費月1万円で生活できるの!?

できることはできるけど、もう二度とやりたくはありません!
私も食費を節約しようと思って、食費月1万円で生活しようとしたこともあります。
しかしながらけっこう大変で、月1万円で食費を抑えることは難しいことを実感しました。
今回は、ネットやテレビでよくもてはやされている食費月1万円が難しい理由と、再現性の高い食費の予算も紹介していきます!
平均的な家計の食費はどのくらいか
まずは一人暮らしの平均的な食費がどのくらいかを見ていきます。
総務省の家計調査によると単身世帯の1か月の食費は以下の通りです。
年 | 男女平均 | 男 | 女 |
---|---|---|---|
2018 | 40,026 | 45,693 | 35,021 |
2019 | 40,331 | 44,466 | 36,729 |
2020 | 38,257 | 42,165 | 34,850 |
大体4万円前後で推移しています。
皆さんの1か月当たりの食費と比べていかがでしょうか。
確かに何も考えずに外食に頼るとあっという間に4万円は超えてしまいそうですね。
男性の方が食費が高いのは、食べる量が多いのと、会社の付き合い等で外食費がかさむからだと思われます。
食費1万円実践してみての感想
できることはできる。しかし、健康面で懸念が残るのと、継続できない!
食費月1万円生活はできます。
しかしその実態はけっこうボロボロ…。
肉や魚を食べられる日は数えるくらいで、炭水化物中心の生活になります。
主食は、もやしと米とパスタ…。
たとえ1か月だけ1万円で生活できたとしても、もう1か月やろうという気にはなりません。
お金と引き換えに、健康を失っているような気がします。それで医療費がかさむのでは何の意味もありません。

料理があまり好きではないサラリーマンが1か月1万円で生活するのは厳しいかもしれませんね…。
ネットで見かける食費1万円が無理な理由
- 料理そんなに好きじゃない
- 仕事終わりに凝ったものは作れない
- 近くに安いスーパーがない
- コンロ一つしかない
- 冷凍庫の容量そんなに大きくない
ざっくりまとめると、上記の内容に当てはまる方なら、食費月1万円はかなり難しいのが現状です。
こう見ると、普通のサラリーマンには難しそうですね…。
以下で、なぜ食費1万円は無理なのかについて具体的にお伝えします!
手間がかかっている
ネットで月1万円のレシピや動画を数多く見かけますが、そのどれもが想像以上の時間のかけ方だと感じます。
自炊をあまりしたことない人や、そもそも料理が好きではない人にとっては苦痛だと思います。
また、仕事終わりのサラリーマンがあのレベルの自炊をするのはかなり難易度が高いように思えます。
調理時間、知識、器具、すべてのレベルが高すぎて、とても真似できません!

あれだけの自炊ができる人はほんとに尊敬しますね…!
作り置きするのも、食費節約方法としてよく紹介されています。
しかし、料理がそこまで好きではないのに、休日に半日かけて作り置きすることはとてもできませんでした…。
食材が安すぎる
レシピや買ったものを紹介してくれているネットの情報を見ていると、異様に安すぎる食材を見かけることはないでしょうか。
「そんな安い鶏肉どこで売っているの!?」「半額のタイムセールっていつやっているのよ!!」
こんなツッコミを入れたくなることも多々あります。
近くに安いスーパーがある人はいいですが、すべての人がそうではないでしょう。

私は一番近い業務スーパーに行くにも自転車で20分かかります…。
わざわざ仕事終わりに安いスーパーに行くのも大変ですし、値引きシールやタイムセールを狙ってスーパーに行くのも社会人にとってはかなり難しいでしょう…。
食材のまとめ買いをするにも、車を持っているわけでもないので、一度に大量に食料を買い込むのも大変です。
また、それだけのものを蓄えられる大きな冷蔵庫も持っていません。
あれだけ安い食材を買ってこれるのは、一般人には難しかったです…。

スーパー探索力、節約術には驚かされるばかりです…。
一人前の量が少ない
これはあくまでも個人的な感想ではありますが、「一人分の料理を見てみるとちょっと少ないかな」と感じることがあります。
成人男性にとっては物足りない感が否めません。
本人がお腹いっぱいになる分量で調理していると思うので、それは仕方がないのですが…。
あの分量ではお腹が空いて、結局途中で間食してしまうのではないかと思います。
食費月2万円を目指そう!
ではどうすればいいか。
15000円で生活しようとしたこともありますが、15000円でも少し厳しい…。
結論から行くと食費月2万円なら可能です!
私は今も食費月2万円で収まるように生活しています。
先ほどの総務省の家計調査によると、単身世帯の1か月の食費は平均約4万円でした。
それが食費月2万円になるだけで、年間約24万円の節約になります!

とは言っても、食費月2万円にどうやってすればいいか分からないよ…。

私が実際に食費月2万円で生活するためのポイントを以下でお伝えします!
食事は1日2食
一つ目は1日2食生活です。
1日3食の歴史は実はここ200年くらいの話のようです。
エジソンがトースターを広めるために、1日3食を普及したという説もあるようです。
学生の方や肉体労働者の方以外は、1日に3回も食べなくてもいいのではないかと思っています。
というのも、食べるとその分お腹いっぱいになり、眠くなってしまうからです。
個人的なおすすめは、朝夜もしくは昼夜の2回がいいと思います。
1日1食生活をやろうとしたこともあったのですが、さすがにお腹が空きすぎて頭が働きませんでした。
食べる回数が少なくなれば、その分食費を抑えることができますし、面倒な食事の準備や片付け等もなくなるのでおすすめです!
夜に2食分自炊する
食費を抑えるので、基本的には自炊が必須になります。
前日の夜に、翌日の朝、もしくは昼の分と合わせて2食分作ります。
自炊と言っても、料理に全く興味のないサラリーマンが仕事終わりに作れるようなものです。
非常に簡単なものなので、今度機会があったら紹介したいと思います。
一回の買い物で買うのは2日分
個人的なルールはこれです。
大量に買って冷凍保存しておいてもいいです。
しかし、私は車を持っていないので買い物に行くのが大変だということと、冷蔵庫の容量に制限があるということで、まとめ買いはしていません。
また、1週間分とか献立を考えて、まとめ買いしたとしても、必ずしもその通りに食料を消費できず腐らせてしまう可能性や自分の食べたいものをその時に食べられない可能性も出てきます。
自分で決めた1週間の献立ごときに縛られたくないですもんね。

制約に縛られるのは会社の中だけで十分です!
まとめ
食費月1万円は正直私にとってはだいぶ高いハードルでした。
食費月2万円でも十分節約になります。
無理して食費1万円を目指すよりも、現実的なところで食費月2万円を目指すことをすすめます。
そのほうが、精神的にも豊かになり継続しやすいです。
機会があれば食費月2万円の節約メニューも公開したいと思っています!
ぜひ食費月2万円を目指してみてください!
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