
TOEICって受ける意味あるのかな?話せるようにはならないって聞くけどどうなのだろうか。
よく言われる話です。「TOEICなんて受ける意味ない!」「結局英語が話せるようにならないなら勉強する必要ないんじゃない?」
今日はこんな話に、社会人としてフルタイムで働きながら、半年でTOEIC590点から925点にした私が思うところをお伝えします。 長期留学経験もないですし、帰国子女でもありません。
ちなみに、590点から830点へは、2か月半で達成しています。
- 受ける意味があるかどうかは人による
- TOEICに関心があってこの記事を読んでいる方なら、受けて損はない
- これだけ知名度が高くて、人生の選択肢が増える可能性があり、だれでも高得点が狙える資格試験を、私は他に知らない
私の意見は上記の通りです。
巷で意味がないと言っている人のほとんどがTOEICの勉強なんてしたくない、もしくは途中で挫折した人の言い訳だと思っています。(違ったらごめんなさい…)
ちなみに、私の友人含めTOEICで高得点を取得している人で、意味がないと言っているのを聞いたことがありません。
TOEICは大いに意味のある資格だと思います。

なぜ意味がない説があるのか
話せるようにならないから
実際のところ私もそうです。 TOEIC925点を持ってはいますが、ほぼ全くと言っていいほど話せません。まあ日常会話ならなんとか、、レベルでしょうか。
洋画も字幕なしでは意味が分かりません。
TOEIC900点取得者でも全く英語が話せない人もいれば、TOEICの500点でも話せる人はいるでしょう。そんなもんです。
しかし、TOEICの勉強をして、900点を超えるようになった結果、スラスラと完璧まではいかなくても、英字新聞をなんとなく理解できたり、英語に対する苦手意識が減ったのは事実です。
英語を話す・聞くという視点のみで捉えている人が多いから、意味がないという結論になってしまうのではないでしょうか。
TOEICは「慣れ」で解けるから
この説に関して否定はしません。私もTOEICは「慣れ」の面が大きい試験だと思っています。
しかし、世の中の資格試験なんてほとんどそうではないでしょうか。どうしてTOEICだけここまで言われてしまうのでしょうか…。
ある程度、出題傾向と範囲は決まっているものです。過去問とそこまで大きく変わることもありません。でないと、正確な指標にならず妥当性がなくなってしまいます。
後述しますが、「慣れ」の面があるからこそ、誰でも高得点が狙える試験でもあります。
TOEICを受けるメリット
個人的な意見としては、TOEICを受験する意味はあると思いますし、高得点を狙いに行くべきだと思っています。
その意味がある理由、メリットを以下でお伝えします。
コスパがいい
TOEICほどコスパがいい試験は他にはないのではないでしょうか。必要かどうかは人によりますが、
さっそくコスパがいい理由について紹介します。
慣れと適切な対策で、誰でも高得点が狙える
TOEICを受ける意味がない理由のところでもお話しましたが、TOEICは「慣れ」の面が大きいです。それが理由で、TOEICは意味がないと言われてしまうのですが、逆に慣れれば誰でも高得点が狙えるということです。
私は社会人になってから働きながら勉強して、半年で590点から925点にしました。長期留学経験もないですし、帰国子女でもありません。
ちなみに、590点から830点へは、2か月半で達成しています。
私ができたから、誰でも必ずできると言うつもりはありませんが、誰でも達成できる可能性は十分にあるということです。
市販の問題集もたくさん出ていますし、TOEICに受験回数制限なんてありません。月に1回ほど試験日があり、何回でも受けられます。何回でもチャレンジができるのです。
ただ、慣れるのに時間がかかるのと、適切な勉強方法で取り組むことが必要なのは頭に入れておいてください。
知名度が高い
TOEICの知名度は他の英語の資格と比較すると異様に高いです。英語の資格試験といえばTOEICみたいなところがあります。
TOEIC900点を超えることよりも、英検1級に合格する方が難しいと言われていますが、世間の知名度的には TOEIC の方が上です。TOEIC900点以上の方が響きがいいような気がします。
周囲に伝える際にも、相手が全く知らないことに関してはその凄さが伝わりにくいです。
どんなに凄いことでも、相手がその凄さを知らなければ、何の意味もありません。
そういった意味では、英語資格界で圧倒的地位を誇るTOEICの点数を保持していることの重要性が分かります。
就職や転職、昇進で有利になることがある
あえて「有利になることがある」と少し濁したのは、企業によるからです。
大手企業や外資系企業で、TOEICの点数で足切りを行っているところもあれば、国内市場のみで、特に英語力は必要としていない企業もあるでしょう。
私の友人の会社では、管理職選考にTOEICの点数が必要と言っていましたが、私の会社では特にそういったことはありません。
TOEICが役に立つかどうか、こればっかりは企業とその人によると言わざるを得ません。
しかしながら、選択肢が増えるのは事実です。受けたい企業がTOEICの点数を求めているのに、自分が点数を持っていなければその時点で諦めるしかありません。
自分の可能性を広げるのには持ってこいだと思います。
メンタル面で向上する
TOEICで900点以上を取る人は全体の3~4%ほどです。100人受けて3人ほどしか取得できないので、簡単なことではありません。
さらに、日本人の英語能力への過大評価は世界でもトップレベルだと思っています。
TOEICが錯覚資産と呼ばれることの是非は置いておいて、周囲から英語ができる人だという賞賛が受けられます。
私自身も、TOEIC925点だと友人に言うと、それだけで褒められた経験があります。実際の英語力を測ろうとしてきた友人はいませんでした(笑)。
簡単に取得できるものではないですし、周囲からも賞賛の目で見られるので、自信も付きます。また、達成感も得られるので、気分がいいことは間違いないです。
英語の基礎力向上につながる
TOEICの勉強過程で、英語の基礎力が大きく上昇します。当然てきとうに勉強しても高得点は狙えません。
聞いたことない単語を覚え、分からない文法を調べて、長文を読みまくって、耳を英語に慣らすために毎日リスニングをする。
話せるようになるかはまた別の話かもしれませんが、これだけやって英語能力が向上しないはずがありません。
少なくとも、英語に対する苦手意識は消え去ります。
TOEIC試験を、今後の英語力を伸ばしていく過程の土台にすることも可能です。
意味もなく英語の勉強をするのは辛いという方にとっても、TOEICの点数を一つの指標として勉強すれば継続しやすいのではないでしょうか。
まとめ
TOEICなんて受ける意味がないという意見に対して思うところと、TOEICを勉強するメリットをお伝えしました。
何度も言いますが、TOEICを受ける必要性は十分にありますし、簡単ではないですが高得点は誰でも狙えます。
私はTOEICの勉強をするという決意をした方を応援します。余計な情報に惑わされずに勉強していきましょう。
この記事が参考になれば嬉しいです!!
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