
TOEIC800点は超えたけど、その後どう勉強すればいいか分からない…。800点から900点ってどのくらい大変なの…。

900点を超えるには今までと同じ勉強法では難しいかも!3カ月半で830から925点にした私がその方法を紹介します!
- 800点から伸び悩んでいる人
- 900点取得を目指している人
- 900点を超える勉強法を知りたい人
TOEIC900点に乗せるのはなかなか難しいことです。
私は2カ月半で590点から830点にした自信があったので、次に受ければすぐに900点に乗るだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
しかし、なんとかしようと思い勉強法を見直した結果、925点にすることができました。
私の経験から、今回は800点から伸び悩んでいる方、なかなか900点を超えられない方に向けて、私がポイントや勉強法を解説していきます!
この記事は現時点で800点くらいは取れていて、900点を狙う方向けの記事です。TOEIC初心者の方は以下の記事をご覧ください。

今までの勉強法
私が2カ月半で590点から830点にした勉強法はたった一つだけ。「ひたすら公式問題集を解きまくる」です。
詳しくは『【TOEIC】最短で800点を狙うポイント1選!2カ月半で590→830にした勉強法!』の記事をどうぞ。
830点を取得してからの1か月は、何も考えずにやりまくっていました。
しかし、問題集を解いていても実力が向上している実感はなく、その後に受けたTOEIC試験の結果も870点。確かに点数は上がったものの今までと同じ勉強では頭打ち感がありました。
このまま同じ勉強を続けていても、900点を超えることはないだろうと感じて勉強法の見直しをしました。
900点を超えるためのポイント
問題は時間内に解き終わる
900点を超えたいのであれば、問題を全て解き終わることは絶対です。
私が800点台の時は、最後の大問は全部捨てていました。
焦って最後まで全部解くことよりも、たとえ全部解き終わらなかったとしても、多少解くスピードを落として、丁寧に問題を解いた方が点数が上がると思っていたからです。
捨てる問題は捨てて取れるとこで取る。事実、800点くらいまでであれば、その方針は間違っていなかったと思っています。
しかし900点を狙うのであればそうはいきません。時間内のすべての問題を解き終わることは絶対です。大問を丸々捨てるなんていうことはしてはいけません。
そのために私がやったことはリーディングパートの問題集と、リスニングパートの音読です。
苦手分野を徹底的に無くす
900点を超えるためには、捨てる分野はありません。
800点くらいまでなら、「苦手な文法は捨てて他の分野で頑張ろう!」「最後まで解き終わらなくても、他の問題を丁寧に解こう」といった戦略でも大丈夫なのですが、900点だとそうはいきません。捨てる分野なんてありません。
苦手分野は人それぞれだと思いますが、単語に不安のある方は単語を覚えなおす、長文問題が苦手な方は多読する、といった方法で自分の苦手を無くす必要があります。
この記事を読んでいるほとんどの方が800点以上は取得されている方だと思うので、自分の苦手分野はある程度把握していると思います。
苦手分野を勉強するのであまり乗り気ではないかもしれませんが、ここで踏ん張れば900点が見えてきます!
勉強スタイルを見直す
800点を取得するまでに、自分の勉強スタイルを確立されている方がほとんどではないでしょうか。
それは、勉強時間だったり、生活スタイルも含んだ話だったり、教材の話だったり。
しかし、800点から900点への道のりはかなり険しいものなので、今までの方法を見直すことが必要です。
勉強時間を増やす、朝の時間を有効活用する、参考書の使い方を変えてみる等々。これに関して、絶対的な正解はないと思っています。
生活スタイルなんて人それぞれですし、現在のレベルも違います。ただ、私が言いたいことは、今までと同じ方法、スタイルでは900点を超えられない可能性が高いということです。
今一度、自分のこの勉強法は大丈夫なのか、生活スタイルや勉強時間を見直す必要はないのか、ということを考えてほしいと思います。
900点を超える勉強法
ここでは、私が実際に900点を取得するにあたって新たに取り入れた勉強法を紹介します。
音読
点数が伸び悩んだ段階で新たに「音読」を取り入れました。音読はできる場所が限られてしまうので、取り組んでは来なかったのですが、さすがに取り入れました。
- 時間内の解き終わるスピード
- 日本語に訳さないで英文を英文のまま理解する
- 戻り読みしない(二度読みをしない)
音読は上記の力を高めるのに最適です。
私は、公式問題集のリスニングパート(主にPart4)の音読を一日30分取り入れました。なぜPart4なのかは以下の二つ。
- リスニングパートは音声があるので、正しい発音でできるから
- リーディングだけでなく、リスニングパートの点数向上も期待できるから
- 一つの問いの文章量がちょうどいいから
もちろんこれは私の一例なので、他にいい音読の教材があればそちらでも大丈夫です。
結果的に音読の高架は絶大でした。スピードの向上だけでなく、戻り読みが大きく減ったことを実感しました。
そのおかげあってか、925点を取得した時は時間が余るほどのスピードで解き終えることができました。
音読の精度(正しい発音、アクセント等)はそれほど意識しなくて大丈夫です。それよりも、英文を英文のまま理解して読解スピードを上げることを意識しましょう!
ぜひ今までにプラスしてみることをお勧めします。
単語・文法の見直し
800点くらいまでであれば、いくつか知らない単語があっても無視して読み進んでも800点くらいであれば超えられますし、その後の文脈で意味がなんとなく想像できます。
しかし、900点を目指すのであれば、その後の文脈で想像するなんていうことをするよりも、元々知っている方が圧倒的に有利です。
また、先ほど捨てる分野はない、という話をしましたが、それの最たるものが文法分野でした。(個人的に!)
文法分野が苦手でPart5を避けている方も多いのではないでしょうか。私も800点までは避けて避けて避けまくっていました。
TOEIC900点を狙うのであれば避けて通れる道はありません。重い腰を上げて文法の勉強を開始。結果的にPart5の点数だけでなく、他のPartの読解力も上がったので一石二鳥でした!
おすすめの教材は『TOEIC® L&R テスト 文法問題 でる1000問』です。
まとめ
以上、TOEIC900点を超えるポイントと、私が実践していた勉強法を紹介しました。
TOEIC900点の壁は高く、勉強法や勉強時間等、様々な面で見直しが必要かもしれません。
また、私がそうだったように、今までのペースで点数が伸びないことも十分にあり得ます。
しかし、そこでグッとこらえて勉強法を見直してまた机に向かえるか、ここが一番大事なポイントかもしれません。
900点を超えたら大きな自信と達成感が得られること間違いなしです!頑張って乗り越えましょう!
コメント